バウハウスの最高傑作として私が評価しているのは、
Stigmata Martyr
https://www.youtube.com/watch?v=jURZvdYfuiA&list=RDjURZvdYfuiA&start_radio=1
以下、よく書けているので、楽曲の理解に参照になる。
断罪された異端者:バウハウスの『Stigmata Martyr』における音楽的イメージ
ゴシック・ロックとポストパンクが、70年代半ばのパンクロックの「破壊の大砲(wrecking ball)」みたいな勢いの後に、音楽へ再びプログレッシブでアートっぽい要素を呼び戻しました。ここでは、バウハウスの『In the Flat Field』収録曲「Stigmata Martyr」に込められた音楽的イメージを見て、この曲を“処刑される異端者”の物語として読み解きます。
この分析で、ゴス・ロックの名曲への理解がもっと深まってくれたら嬉しい!
異端者と裁判官 – ボーカル
「Stigmata Martyr」では、リード・シンガーのピーター・マーフィーが、はっきり別の2人のキャラクターを描きます――容赦のない裁判官と、断罪された異端者です。
断罪された異端者は、取り乱してて怖がっています。彼の前には、冷たくて情けがない裁判官がいて、そこに救いなんて期待できません。異端者は「Stigmata bleed continuously / Holes in head, hands, feet, and weep for me」と歌います。震えるような、泣きそうな歌い方で――悔いと、慈悲を求める気持ちがにじんでます。
一方、容赦のない裁判官はデカい声で、パワフルで、ずんずん響く感じ。決定的で揺るがない。共感ゼロ。慈悲ゼロ。裁判官は「Stigmata oh you sordid sight / Stigmata in your splintered plight」を、“すがりつくようにひれ伏す異端者”のあまりにみじめな姿を見て歌います。
マーフィーはサビを歌います――「Stigmata Martyr」。母音に合わせてボーカルを下げて滑らせるようにして、罪の判決を言い渡す感じで。
間奏では、断罪された異端者が泣きわめいて、ラテン語で祈ります。そして心の中で「きっと神は、慈悲を与えてくれる!」って思う。彼はその祈りを4回繰り返します。回を重ねるごとに、だんだん音量も、緊張も、絶望も増していくんです。
神に慈悲を求めるお願いは、叶いません。だからエンディングでは、曲が終わりに向かって音が薄くなっていき、ラテン語の朗唱が、英語のパニック気味の叫びに変わっていく。
「Father! Son! Holy Ghost!!」
でもラストの一瞬で、三位一体の言い回しが引き裂かれるみたいに、苦しみに満ちた叫びになります。聞こえ方としては「HELP US!!!」みたい。これが曲のクライマックスで、異端者の“地上の裁判官にも、天上の裁判官にも”通じない祈りが失敗したことを意味してます。ひとりぼっちで助けもなくなって、彼は虚無に向かって、むなしく叫び続けます。
恐怖と、繰り返しの力 – インストゥルメンタル
バンドの演奏は反復的です。でも、それを手抜きだと勘違いしないでほしい。「Stigmata Martyr」では、繰り返しは“忍び寄る恐怖”と“逃げられない必然性”そのものの音なんです。断罪された異端者の、苦しみきった頭の中をめちゃくちゃ正確に描いてます。運命がもう決まってて、時間がなくなっていくのを分かってる人の、容赦ない絶望の感覚を作り出してる。
ベースが繰り返し引く、4音の下降リフが、この曲の土台になっています。 下降リフは、かき乱された心がぐるぐると狂気へ落ちていくときの痛みや悲しみを示唆している。
間奏では、ギターが 甲高い悲鳴みたいなスクリークを 出していて、その音と 背景にある口笛みたいな音が合わさって、コウモリの羽ばたきっぽい音か、それとも異端者が正気を保てなくなっていく感じを表してる。
曲の通して、ドラムは同じパターンをループします。テンポの速いスタッカートのハイハット―― 中世のダンジョンのあちこちで、ネズミがチョロチョロ走り回ってるみたいに 。むき出しの、ドンと鳴り響くスネア―― 裁判官のハンマーが落ちる \――それぞれのヒットが、異端者の頭にビリッと衝撃を与える。「有罪! 有罪! 有罪! 有罪!」
以上掲載終わり。
引用元 https://www.reddit.com/r/goth/comments/1tqjhd2/the_condemned_heretic_musical_imagery_in_bauhauss/?tl=ja
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というわけで
自分的に、バウハウスがお気に入りな点は、「この理不尽な世界をうまく楽曲化しているなぁ」という点。
そして
なぜ、人類は支配のくびきに繋がれているのだろうか?
バンドの演奏はそうした問いを楽曲に昇華している。

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